ゆっくり確実に変わっている動物業界

 こんばんは。まじめなお話が苦手なマヨ(Mayo)です。
ある程度好きな分野のお話だったのに、
「変わってしまうなんて考えもしなかった所が変わっていたせいで話がイマイチ通じなかった」
なんてこと割とありますよね?
場合によってはジェネレーションギャップなんて言うのかもしれません。

 今回は、最近まさに変わりつつあると感じる動物業界について
ほんの少しだけ扱ってみたいと思います。
何か問題がありましたら、土下座しながらすぐに消させていただきますので
お気軽にコメント等いただければ幸いです。
個人的に、
まじめなお話はツッコミが命
だと思うのです。
ただ残念ながら、
ツッコミと見せかけたボケをいただきましても
笑いに変えるような高尚な技量は私にはありませんのでご注意ください。


 まずは手始めに、
①2020年、『豚コレラ』と『アフリカ豚コレラ』の名称が『豚熱』と『アフリカ豚熱』に変わりました
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%9A%E7%86%B1

 →「えっ、どうでも良いわ(;・∀・)」
 そうです。どうぞそれぐらいの距離感でお願いいたします。
 実際に現場で対処する人達は獣医さんだけじゃないので、
 誰でも分かるような名前にしましたというお話ですが、
 私は、
 「現場で対処する人達だけでも様々なお仕事の方がいますからねー」
 ということ自体が伝わればそれで良い思います。
 逆に、
 「100年以上使われた名称を変えるのは…」
 みたいなことを言われましても、
 私には何のリアクションもできません。
 どうしても何か言わないといけないとしたら、
 「『CSF』と『ASF』が無難ですよねー」
 でしょうか。
 おもしろくも何ともできません。


②2005年、『野生動物リハビリテーター』という民間の資格ができました

 →「何それカッコイイ(*’ω’*)」
 保護が必要な野生動物のために無償で活動できる能力を証明する資格です。
 動物業界に限らず、
 近年民間の資格は業界の人達でも全ては把握しきれないほどたくさんあります。
 中には『ボランティアに役立ちそうな資格』もたくさんあります。
 しかし、
 『ボランティアをするための資格』
 というのは珍しいのではないでしょうか?
 http://wra-hokkaido.org/index.html

 →「誰がわざわざそんな資格取るんだよ(=_=)」
 国内の野生動物保護活動は、
 他の動物関連資格があったとしてもできるとは限りません。
 たとえ人生をかけたとしても、
 運が悪ければ保護活動への関わり方を知る機会すら得られません。
 そんな中、
 『たとえ全然違う業種の方であっても野生動物保護への関わり方を学び活動できる資格』
 というのは一生分の価値があってもおかしくないと思います。
 実際に、
 欧米で定着している制度を輸入したような形なので、
 世界には既にそれだけの価値を感じる人がいるということになります。
 アフリカで『ゲーム・レンジャー』になって、
 野生動物の密売業者達と命がけで戦うことができるのは
 どう考えても限られたエリートだけですしね。
 https://www.shamwari.com/how-to-become-a-game-ranger-or-field-guide/
 「生活に余裕ができたから野生動物の保護活動に夢を感じる余裕もできたけど、
  そのために大学に入り直して勉強をするのは違う気がする。
  かと言って、独学だと何をして良いか分からない。」
 という方には間違いなくオススメできる資格です。
 保護活動で稼ぐことをあきらめるだけで夢がかなってしまいます。


③2023年、『愛玩動物看護師』という国家資格の試験第1回目が実施される予定です

 →「何それ?(‘ω’)」
 今までだと
 『動物看護師』さんとして動物病院で働く場合に
 必ずしも資格は必要ありませんでしたが、
 近い将来には国家資格を必須にしますというものです。
 ”今後ますます重要性が増していくことが想定される愛玩動物を対象とした動物看護師の資質向上・業務の適正を図ること”
 が目的なのだそうです。
 https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/doubutsu_kango/

 →「へー、何が変わるの?( ゚Д゚)」
 実際に導入されてみないと分かりませんが、
 ヒトの看護師さんのような立場に近づく予定です。
 ヒトの病院や献血センターで看護師さんが
 「採血しますねー」と針を刺すときに、
 「看護師の仕事じゃないだろ!」とはならないですよね。
 だけど動物病院は今までそういう状態だったので、
 愛玩動物看護師がしても良いような法律にしますね
 ということです。


 いやー、獣医大学の志望者が何度もぶち当たる
「獣医師じゃなきゃできないことって何?」
という問題に答えることが次第に難しくなっていく流れなのですかねー。
ちなみに、
「『動物のお医者さん(1988~1993年)』にあこがれて…」
という答えが
「潤滑油です」
みたいに流行った時代があったとかなんとか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%95%E3%82%93

 細かい変化はまだまだあると思いますので、
動物業界の道筋が変わるレベルのネタがあれば、
物腰重くまた扱ってみるかもしれません。
とは言え明らかに変化が遅いのが国内の動物業界なので、
これでもう、しばらくまじめなネタを扱うことは無いかなと期待します。

 今回のまとめとしては、
「あなたの夢は、獣医師を目指さなくても叶う時代かもしれませんよ?」
という
当然のことに改めて気づかされる時代という感じです。
今回の内容が、
「子供のころ獣医さんになるのが夢だった」
という方のお役に立てば(?)幸いです。
それではまた。

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